早稲田大学よさこいチーム東京花火

演目一覧

制作

曲制長 メロス

15年度の演舞のテーマは「陰陽師」。陰陽師、阿倍晴明と、その式神、蜜虫との物語を題材に、「大切な人を思う気持ち」を表現しよう、という演舞です。これがなかなか難しい。要素が多いからです。

それに加わって、音楽は目に見えないもの。自分たちの求めるものを伝えるのは相当難しい。どうしたって抽象的な表現になってしまうからです。

でも、どうしても良いものが作りたかった。だから、相当こだわりました。時間もかけました。曲制のみんなには早朝から集まってもらったりもしました(笑)

そんな私に文句ひとつ言わず、曲制の子たちはついてきてくれました。ありがとう。

他の制作にもおじゃまさせてもらったり、時間を作ってもらった事もありました。ありがとう。

最後に人に訴えることができるのは、人の思いだと私は思います。

良いものをつくりたいという気持ちは同じでも、時にはぶつかることもあります。それでも、いっぱい話して、いっぱい時間をかけて、いっぱい悩んでできた「藤結び」はみんなの思いでがいっぱいつまった素敵な演舞です。私は「藤結び」が大好きです。

そして、一緒に制作することができたメンバーも、一緒に「藤結び」に向き合って練習してきた花火っ子も、見てくださった方も含めて、「藤結び」という演舞が完成するのだと思います!そんな演舞の制作長をやれて、私は本当に幸せものでした。


これからの花火も、その演舞も、人の思いがいっぱい詰まった温かい場所でありますようにと願いを込めて。ありがとうございました!!!!


<曲制メンバー>
メロス、うーる、もすこ、ぼちゃん、じょい、国家主席、りんご、ポム、メーヤウ

MC制長 エナジー

藤結びのMCで気をつけたのは「できるだけ難しい言葉を使わない」ということでした。蜜虫の気持ちの動きを出来るだけわかりやすく理解してもらえるように、歌詞も他の口上も今までの花火の演舞と比べて熟語が減ったかな?って思っています。
基本的に歌詞も口上も蜜虫視点だったり、蜜虫の状態を表しています。しかし、一箇所だけ晴明目線の口上もありますので、ぜひMCにも注目して見ていただきたいです。
また、今年はより世界観を知ってもらうために正規MCをHPに掲載してもらえました。
15MC制一同、大切に作ったものです。踊り子に、そして観客の皆様に愛されるMCであり続けますように祈っております。


< MC制メンバー >
エナジー、ちくわ、鬼太郎、どれみ、ぱんつ、キッコロ、あきふぉい、メロス、みふゆ、青のりはかけないでください、KAPPOGI

振り制長 まもる

こんにちは!藤結び振り制長まもるです!

藤結び、いかがでしょうか。
15年はいろんな「初めて」がたくさんありました。3制長制を4制長制にしたり、振り制と練習部のメンバーが全然違ったり・・・。衝突も多々ありましたが、制長でたくさん話し合い、練習部とたくさん話し合い、振り制でもたくさん話し合い。みんなが「よりよい作品を作りたい!」と思ってできたのが、「藤結び」という演舞だと思います。
おかげさまで、湘南よさこいにて、ストリート部門、ステージ部門第3位、東京よさこいにて、企業賞をいただくことができました。また、OBOGの方々はじめ、多くの方にご好評いただいています。ありがとうございます!!一制作メンバーとして、振り制長として、嬉しい限りです。
花火っ子には、「かさね」に比べれば踊りやすかったのかなと思います(笑)実際既存に振り入れしたときには、みんなそう言ってましたね(笑)新入生も、ハードなスケジュールで振り入れし、鳴子までちゃんと入れて、よく頑張ってくれたと思います。

さて、ぼくは東京よさこい最後の演舞前に「藤結びを大切に踊ってほしい」と言いました。演舞制作には、約半年かかります。制長決定からテーマ決め、各制作作業(ここが長い)を経て、チーム内お披露目!そして振り入れを経て、湘南にてお披露目。しかし、湘南までくると、3年生は引退まで半年もない。お祭りの回数も、10に届かない。依頼演舞などもあれど、衣装を着て踊る回数は意外と少ないのです。だから、ひとつひとつの機会を大切に踊って欲しいと思っています。
そんな踊り子が本気で踊るところを見て、東京花火が好きになった!とか、ファンになった!という方が少しでも増えればいいな~と思っています。ぼくも、東京花火のOBとして、一ファンとして、これからも見守っていきたいと思います。
最後に、一緒に制長として活動してきた岡本、みなり、かいくん、振り制女振りメンバーをまとめ、支えてくれたみんご、振り制メンバー、他制作メンバー、曲会社の藤木さんなど、様々な人に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
「藤結び」はまだまだ続きます!これからの東京花火もよろしくお願いします!


<振り制メンバー>
まもる、どれみ、任天堂、イッツアライブ、ルシファー、子持ちししゃも、プーさんのハニーハント、ギターは泣いている、春のパン祭り、ぴよ、信成、りぐる

衣装制作長(衣装部長) あらかわ

はじめまして、15衣装制長のあらかわです!
15年度の衣装制作を振り返ってみて特に感じたのは、『衣装って”何を着るか”じゃなくて”誰が着るか”が一番大事なんだな』ということでした。
結局どんな衣装が出来上がっても花火にいる以上それを着て踊らなければいけないわけで(衣装が嫌いだから辞めるっていう人もいるのかもしれませんが笑)、だからこそみんなが胸を張って『これが東京花火の今年の衣装なんだよ』って思える衣装を作らないといけないんだなと考えておりました。


その上でテーマとして掲げていたのが
『演舞の中で完成する衣装』
というものでした

これは制作メンバーにはしつこいくらい言ったかもしれませんが、よさこい衣装ですから演舞前の花火っ子を通りすがりに見た人が、ただ『あの衣装かっこいいな』って思うだけで終わってほしくなくて。
むしろ演舞を観る前はそこまで注目していなかった人が、演舞を観て『今年の衣装もかっこいいな』て思ってもらえるような衣装を作りたくて。


その分分かりやすい一例が前後の色の切り返しです。色の切り返しは揃うととても綺麗ですが、少しでもズレるとバラバラに見えてしまいます。でも、個人的にはそれも含めて、『演舞の中で完成する衣装』っていうことなのかなとも思いました。
だからこそ何回も観たいと言ってもらえる演舞になったのではないでしょうか。

うまく説明出来ませんが、最初に衣装会社さんから送られてきた箱の中から出した時の衣装とそれからいくつものお祭りで踊った後の衣装とでは、衣装そのもの自体は何も変わってないはずなのに、何というかまったく違うものになったなと感じています。そう思うと『演舞の中で完成する衣装』というテーマが実現できたのかなという気がしています。

などと偉そうなことを散々言ってきましたが、僕自身は劇的なアイディアがあるとか優れたデザインセンスがあるとかというわけでもありません。にもかかわらずこのような衣装を完成させることが出来たのは、才能溢れる衣装制メンバーを始め、その他3制作メンバーや、最後の最後まで面倒をかけ続けてしまった衣装会社さん、応援してくれたOBOGさん、学館とかでよく声をかけてくれた人たちなど、たくさんの方々の支えがあったからです。
よく制作大変そうとか言われましたがお陰さまでまったくつらくありませんでした。(むしろあの感じが楽しかったです笑。)
本当に感謝してもしきれません\(^o^)/


最後に、”藤結びの衣装が好き!!”と言ってくれた方々、もしくはそう思ってくれているそこのあなたへ!
そう思ってもらえる衣装の制作に関わることが出来たことを心の底から誇りに思います。
どうかこれからも好きでいてあげてください!


<衣装制作メンバー(衣装部)>
あらかわ、コーナー、エナジー、こっけー、諭吉、つなぐ、メロス、まもる、よもぎ、アサヒスーパードライ、ハレルヤ、ぱるこ、アニ

ページトップへ